アンコール遺跡 旅行記 Day 3 (その1:アンコール朝日鑑賞~バンテアイ・スレイ)
朝4時半。もちろん眠いですし昨日の疲れが抜けてません。けど起きていきます。アンコール・ワットでの朝日鑑賞。
チャーチさんも大変です。ガイドありがとうございます。という訳で午前5時、車に乗り込みアンコール・ワットへ向かいます。
もちろん他の観光客もこれが目当てです。早朝にも関わらず夥しい人々が王宮に向かいます。写真がブレブレですみません。。。
池に着くも、もうすでに最前列は埋まっている模様。こりゃ次善の場所を探しましょう。
なぜか正面が空いていたので正面で構えいくつか撮影してみましたが、昨日同様、望遠レンズでないので迫力のある絵が撮れない。。。しかもノイズ乗っちゃってるし。ISO 低いとシャッター切れないし。。。ちょっと練習不足ですね。
少し横にズレてみるも、あんまり大差ない。
たぶん、このあたり ↓ から望遠でスバーンと抜くといいのかも。と帰ってきてから思いました。
今回は望遠持ってこなかったのが敗因であるので、さっさと諦めて帰ります。
ちなみに、池の前はこんな状態でした。最前列取るなら朝の5時に現地着くとかしないとダメですね、これは。
いったんホテルに帰還します。そして朝食を食べひと段落してから、再度出発。
本日は遠距離の2か所に赴く予定。まずは一つ目の目的地、バンテアイ・スレイに向かいます。
ホテルからバンテアイ・スレイまではこんな感じの約一時間の道。
まずは街を脱出します。
興味深かったのがこちらの写真。行く先々でよく見る風景ですが、赤枠でくくったところ。何が売っていると思いますか?
チャーチさん曰く、ここで売っているのはガソリンだとの事。トゥクトゥクなどで移動中にどうしてもガソリンが足りなくなることもあるのでしょう。そうした需要に対して、直射日光の下、ペットボトルで、何か月前のものかわからないガソリンを売っている。恐ろしいですねぇ。
そして、「あのガソリンはどこから持ってきてるんですか?」と聞けば、やはり外国からの闇市場らしい。
カンボジアは流通的にタイとベトナムという比較的裕福な国に囲まれているせいか、国民の給与所得は低いのにあらゆるものの物価が高いとの事。現地の人は非常に貧しい暮らしをしているといっていました。
という訳でカンボジアに行った際は、流通に乗った商品ではなく、できるだけカンボジアの現地にお金が落ちるようなところでお金を使ってあげましょう。
ようやくついたバンテアイスレイ。駐車場近隣には牛がいて、沼があり漁をしています。
牛は食料としてではなく労働力として飼われており、かつ、日本のように栄養のある食事が与えられるわけではないので多くの牛がやせています。
この一帯は雨季には全体が湖になるらしいのですが、乾季になるとこんなレベルで水量が減少するとの事。ただこの状態でも魚はいるらしく(雷魚だとの事)、この日も子供たちが追い込み漁的なことをしておりました。
沼を抜けると、今度は闘鶏のニワトリを育てているおじさんに遭遇しました。
なんか、遺跡の真横で生活してるってちょっと不思議です。
そしてようやく遺跡に到着です。
ここも他の多くと同じく、レンガと同じ材質のラテライトという赤土をベースにした石で造られており、全体的に赤い遺跡です。立体的で細かい装飾が印象的です。
という訳でバンテアイ・スレイを後にして、次は花束の池・ベンメリアへ向かいます。